金曜日に面接いってまいりました。

まあなんていうかなんていいましょう。

「あなたの志望する職種に新卒を配属することはまずありませんね」

大槻教授にうりふたつな面接官のお言葉。でも教授はおもいのほかやさしくって

「では次にあなたのやりたい仕事はなんですか」

ってはなしをふってくれた。そっこうで考えられるだけ考えてまとめて喋ったけどちょっと無理があった気もする。わかってんだよね。環境がらみの部門なんかどの会社も本気でやりたいわけじゃない。どれだけ投資しても利益はうまれやしない。ホームページにどれだけ環境に力を入れてますって類のことが書いてあっても、そうゆう部署って、まあなんていうか窓際みたいな感じで使えない人たちがまわされるとこだっていうし。そうゆうのもふまえて、それでもいいから志望してるんだけど、まあ会社としてはわざわざとった新卒をそんなとこにまわしたりはしないみたい。

おっきい会社なんだから、何百人も採用してるんだから一人くらいそうゆうとこにまわしてもよさそうなもんだけどね。うーん。

面接通過者にのみ月曜あたり電話連絡っていってた。いちおう明日は期待するだけしてみるか。エントリーシートにもそうゆう環境がどうのこうのってことばっか書いて書類は通ったんだし、可能性も少しはあるかもしれないしな。

そんな折、携帯をおっことした。そしたら液晶に地割れみたいに亀裂がはいって画面の8割くらいが真っ暗になってしまった。その他の機能は異常なし。メールがはいった音はするけど、本文を解読するのは非常に難解。誰からきたのかもわかんないし。メールを返信できないのって相手がすごく感じ悪く思ってそうで居心地わるい。

ノキアの新作NM01の関東発売はいつなんだろう。しかもオレンジ色のはこっちでださないらしいし。7月5日にでるとかいう噂もあるけど、いつになることやら。はやく出してくれないとSH07かっちゃうよ。でも今日は新規19800円というおどろきプライスで挫折。ちょっと高いっす。

アタック25の最終問題みたいになってしまった携帯（しかもかなり成績わるい）を手に、今日もメール着信の音にどぎまぎ。

冷凍ピラフを出してお皿にあけようとしていた。
食べたい分だけお皿に乗っけて後はレンジに入れるだけなのでお手軽。
味もそこそこで値段も安いので最近のお気に入り。
かちんかちんに凍ったピラフの塊を袋の上からもみ砕いて半分だけ取り出そうとしてた。
外力によってピラフの結合力はいっきに崩壊し、そのままの勢いで台所の床に散乱する冷凍ピラフ。

一人あぜんとする。

仕方ないので全部回収して当然ゴミ箱行き。そうそう、そういえば今日は麺ものが食べたい気分だったんだ。一個だけ残っていたヤキソバのカップ麺を取り出してお湯を沸かす。「やっぱ都市ガスはお湯もすぐ沸くし便利だなぁ」と現代科学の恩恵をありがたみながらお湯を注ぐ。3分待ってからお湯を抜く。

ザー、…ドサッ。

ん？ふと目にしたその先には流し台いっぱいに広がるふやけた麺たちよ。自分の手には本来外れてはならないカップメンの上蓋が麺とお湯の重みに耐え切れずにギブアップしてる様。

またも、一人あぜんとする。

最近なんだか毎日がさえてないなぁと思いながらも後始末。けっきょくセブンにいって弁当を買ってきた。なにやってんだか。この前の筆記通過のメールがきて金曜に一次面接とな。しゃきっとせねばっ。

東京駅についたのは説明会の15分前。まだまだ余裕あり。ホームページでめもっといた地図は手帳を開くまでもなく頭にはいってる。うだるような暑さの中をひとり歩く。そして15分後、いまだにたとりつけてない自分がいた。けっきょく建物の出口にとまってたハイヤーの運転手の人に場所を聞いた。会社名をいってもどこかはわからなかったので、恥をしのんで自分の手帳のやる気なさげな東京マップを見せる。あそこだよ、と言われたところは何回もいったりきたりしたところだった。だってさ、本社ビルっていうくらいだから看板がどんってでてると思ってたんだもの。こんなひっそりとしてるなんて。まあ運転手さんありがとう…。

久しぶりの説明会に筆記試験。なんだか新鮮だ。まわりにいた人達の顔つきを見ても一様に覇気がなさげなのは気のせいか。自信満々でのぞんだ筆記試験。それは誰に語るまでもない自分のささいな就職活動史上でもっとも難しいものだった。たかがSPI。されどSPI。言語と計算はまあなんとかだいたいできた。最後にあった構造理解問題ってやつ。純粋な理数センスと根性が試される問題だったと思う。ただ自分にはセンスも根性もあいにく持ち合わせてなくて「あーもうはやく試験の時間終わってくれ」と思わずに入られないほど苦痛な時間だった。そこのところは2割か3割くらいしか解けなかった。どうなんだろう次の連絡くるのかなぁ。はやく電話こないと携帯の料金払えてないので止まってしまいそうなんですよ。はやめに連絡お願いしますよぅ。

予定よりも説明会がながびいたので5時半からのゼミに間に合いそうもなかった。東京駅に5時前。とびのった電車は東海道線。横浜駅に20分ほどでたどりつき間髪いれず京浜東北線に乗り換えて東神奈川へ。家までダッシュで5分。このスーツ姿はなんとしても着替えたかったけど、そんな時間すらなくてスーツ姿でメットをかぶりいざバイクで学校へ向かう。国道1号はなかなか混んでいたけれどそこはバイクの特権。車と車のすきまをびゅんびゅんいって学校にたどりつくもゼミには20分遅れた。先生ごめんなさい。

ゼミのあと研究室のみんなに「なんかスーツ似合うなぁ。かっこいい」といわれてちょっといい気分。暑いのでYシャツでいたら「まだまだ高校生でも通用しそうだなぁ」とか言われてちょっとひっかかりつつもまたちょっといい気分。まだまだ若いね、自分も。

帰り道。夜の1号はとても気分がいい。がらんがらんの2車線を誰に気兼ねすることもなくアクセルをあけて。風が体にあたる抵抗感すら気持ちよく感じる。時間にしてほんの10分くらいなんだけど、体の中から毒素がすーっと抜けていくような気がした。

>>まめこさん。
いえいえお気になさらず。
意味もなく名前をアルファベットにしてる自分がいたいです。東京いくのにも大変そうですねぇ。遠路はるばるご苦労様でしたっ。

某メーカーの説明会＆筆記が明日ある。
たいてい前の日の夜に会社のホームページ見るんだけど、そこで印象ってけっこう変わるものだ。

むだにFLASHとかつかって重すぎなページなんて見る気もしなくなる。適度にデザインがこっていてしっかりとした内容のあるページが嬉しい。

明日うけるとこは今までの中でもなかなかいけてるページだった。ちょっとやる気になる。でもこの時期にリクスー着て丸の内行くのってちょっとやだな。

きょうになってはりきってリクナビにつなぐ。
緊張しつつも某社からの返信メッセージを開く。

・・・。

一ヶ月以上前に出したエントリーシートの返事は、申し訳ありませんが採用活動は終了いたしました、との事。ぷはっ。そんなん今さら送ってくれなくていいのにー。むだな期待をしてしまった。

夜になってバイトの友達とバイト先で映画をみる。みんなのいえを見たかったけど、議論の末にハムナプトラ2を見ることに。

・・・。

はじめのうちはまあまあ面白かったんだけど、そののりで2時間以上もはなしは続いていってだんだんと疲れてきた。ふーっ。もうハムナプトラ腹いっぱい。ちなみに秋にはハムナプトラ番外編が公開されんだってさ。もううんざりだわ。やっぱ映画はちょっとあっさり終わってしまうくらいのほうがいいのかもね。って単に自分に根性ないだけなのかもしれないけど。

ちなみに映画館バイトの特権なのですが、お金は払うことなく映画みてます。学生なら1500円。夜の割引でも1200円。めちゃ混みだけど映画の日なら1000円。よくお客様アンケートにもあるけど日本の映画料金は高く感じますね。けど実際にこの映画料金から映画館がとれるのは3割程度だそうです。残りをごそっと配給がとってくわけで。総制作費がどれくらいなのかはしらないけれど、最近はCG使ったりなんかしてずいぶんとお金かかってるんでしょうねぇ。派手な演出はいらないからじんわりくるいい映画を安くみたいもんですな。

明日の夜は公開前だけどAIを傷とかはいってないかためしに上映する日なのです。いつもの上映が全部おわったあとに従業員だけでひっそりと。楽しみだなっ。

夜は横浜にんにく家。

てっきりにんにくをまるごとじゅわーって焼いてかぶりつくもんだと思ってたら、そうでなくてにんにく料理を振舞うお店らしい。言われてみればそりゃそうだと納得。

いくつか頼んだ料理がテーブルにやってくるたびにびっくり。どれもこれも量がみょうに多くって。サラダでさえ「こんなに野菜くえるかよっ」って思ってしまったほど。でもどれも美味しかったなぁ。なかなかオススメできるとこだった。ちなみに今日いたのは横浜のモアズの裏にあるとこ。ほかに横浜には2軒あるみたい。お腹いっぱいになったけど一人あたま2千円いってなくてお値段もまずまず。

とてももどかしい。リクナビからメッセージの着信を知らせるメールがきてた。企業からの返信ってやつね。もしかしてエントリーシートがとおったのかと、胸の高鳴りを感じつつリクナビを開くと「ただいまサービス休止中」って。気になってしょうがない。これでもし面接とか逃してたら悲しすぎる。

きのうの夜にマレーナって映画を見に行った。マレーナってきれいな女の人に恋する少年の淡き思いをつづる映画、と思っていたのに…。見終わるとまず間違いなく沈んだ気持ちになるでしょう。単純な男たちのあさはかさをはるかに凌ぐ、女たちのおそろしいほどの冷徹さ。おばかな男に生まれてきてよかった。カップルでみたら間違いなくきまずくなるのでオススメしませぬ。ダンサーインザダークをクリスマスイブにカップルで見に行った友達の悲しいイブの顛末ばなしを思い出してしまった。ショコラみたいなほんわか映画をみたいところだ。

ではそろそろリクナビよ復活しなされ。

土曜日にバイトの飲み会へいってきた。
あまり盛り上がらずに終電のころには閉幕。
けっきょくいつものメンバーだけが残った。
なんとなく一人がいった言葉。

海でも見に行くかぁ

そんなこんなで、金沢文庫に住んでるやつのうちへ泊まって、朝起きてから歩いて海へといった。日曜なだけはあってけっこうたくさん人がいた。日光はまぶしくもあり心地よい。涼しげな風に素足にまとわりつく砂、とまあちょっと満喫。地元の瀬戸内海が懐かしい。こっちとは違ってもっと自然を感じられる海がある。思わず泳ぎたくなるような。

とはいっても、寝転んでぼーっとしてみたり、サッカーしたり、バレーしたりとみんなではしゃいでた。けっこういい汗かいて「たまにはこうゆうのもいいね」って言い合ってた。

月曜日になってふつうに学校へいこうと思ったけどふつうに寝坊した。しかたないのでノーパソをバッグにいれて横浜駅前にいってLANカードを購入。モスで海老カツバーガーセットをたべてから悠然と学校へ。いざLANデビューと思いきや外付けのFDドライブをもってきてなくてLANカードのドライバがインストールできなかった。失敗した。

先生に「君は朝が弱いなあ」とあまり笑ってない笑顔でいわれる。「ところで進路のほうはどうしたんだね」とも聞かれた。さあどうなんでしょうか。いちお6月いっぱいまでは就職活動してだめなら院に行くといってある。けど実は院の願書は学内の別の研究室にだしているのをまだ先生には言ってない。だって研究テーマには興味ありなんだけど、あまりに装置はしょぼいし手法も古臭いし。この1年をだらだらすごすぶんにはいいけど院までここに残るきはしないんだもの。

けどどっちかっていうとあと2年も学生だなんて考えられない。経済的な面でも精神的な面でも院なんていきたくないし就職したい。最近ちまちまと活動してたりもするんだけど、それが実を結ぶ日はいつくるのやら。

高校の昼休み。

自分の研究室の空気がなにかに似ていると思っていたのだけど、その答えがそれ。同学年は3人で院生の先輩は2人だけのこじんまりとした研究室。

きょうも朝から研究室にいって。
「雨の日は何もする気しないなぁ」
なんていいつつみんなでどうでもいいはなしをして。ときどき4階にある研究室のベランダにでて「寒いな今日は」とあらためて雨の日の肌寒さを実感しつつ灰皿を囲んでたばこでも吸って。午前中の空いてるうちに学食にいって。
「なんかい食べてもここのカレーはまずい」
とか言いながらもまた今日もカレーを食べて。
「満腹になるとなにもやる気しないね」
誰かがそんなことをいったような気がしつつ戻ったばかりの自分の机で居眠り。
先生の足音に目を覚まして少し実験。
それからまたお菓子を買いにいって。みんなでテーブルを囲んで。
「あ、いつのまにかもうこんな時間」
誰かの言葉に帰り支度をはじめて。
「じゃあまた月曜な」
帰り道はいちまつの寂しさ。

なんかほとんど研究なんかしてないみたいだけど、そうでなくもないです。こんなのは今のうちだけなんだろうけどさ、ちょっと楽しい日々。

就職活動とは関係ないです。まったく。
長くなりそうな予感です。けっこう。
こうゆうのに興味ある人に読んでもらえたら、嬉しいです。

いっときのダイオキシンブームも去った今日このごろ。今の流行は化学物質過敏症あたりだろうか。昼間のワイドショーで、自宅の庭の小型焼却炉でゴミを焼いていた人に向かって「これがダイオキシンを発生させていることをご存知なんですか？」とレポーターが偉そうに話し掛けていたのも記憶に新しい。

ダイオキシンは最新の焼却炉を用いて高温でゴミを燃やせば発生量を減らすことはできる。けど、ゴミを燃やす限りなくなりはしない。かといって効率よくゴミを燃やしていかないと日本のゴミ処分場はどこも満杯すんぜんで日本中にゴミがあふれかえる。ゴミ焼却場をつくれば周囲から高濃度のダイオキシンが検出されることも多々ある。だから地元に焼却場をつくる案がでるものなら一斉に反対運動が起きる。多分自分でもそうすると思う。そうゆうのは自分の身の回りにはないほうがいい。

ゴミ焼却場をつくってゴミを燃やすこと。

それはダイオキシンを生み出す迷惑な行為にしか思えない。けど、1億人以上の人達が生活している以上は大量のゴミはうまれるし、それをどうにか処分しないといけない。どうしたらうまくやっていけるのか。

原子力発電所にならって、過疎化の進む郊外の土地までゴミを運んでそこで燃やす、ってのはどうだろう。公共福祉をその地域にたっぷりと費やせば地元住民の理解も得られるかもしれないし、ある意味では正論といえる。ただ核廃棄物と違ってゴミはかさばるうえに比べ物にならないほど量は多く、ゴミ運搬にかかるコストは計りしれないものになるだろう。だから、バツ。環境問題を論じるうえでもっとも重要なもののひとつはコストだ。それは資源、いいかえればエネルギーに直結する。

環境を考慮すればするほどコストはかかる。これはダイオキシンにかかわらず環境問題全般に共通する。たとえばペットボトルを燃やすと有害なのは誰もが知っている。その原料はポリエチレンだ。じゃあなぜポリエチレンを使ってペットボトルを作っているのかというと安いからだ。つまりコストがあまりかからない。どうしてペットボトルのリサイクルが進まないかというと、今の技術では再生するコストがかかりすぎる上に、再生したペットボトルの純度が低いためにあまり使い道がないからだ。いまのところフリースだとかプランターなどにきもち利用されているだけで、再生するまでの利用価値はない。さっさと燃やしたほうがコストはかからない。でも燃やすのも環境によくないのは明白なのだ。かといっていまさらすべての飲料をペットボトル以外のもので流通させるのも不可能だ。製造にしても運搬にしてもペットボトルはコストがあまりかからない。だからこそこれだけ流通している。

すべてはどうどうめぐりになってしまいそうな感じがするけれど、ここで必要になるのが危険性をしっかりと把握することだ。ここでいう危険性はリスクという言葉でよく表される。もしダイオキシンがそれほど有害でなければ現状のままにゴミは燃やしてしまえばいい。だけどダイオキシンのもたらす有害さは誰もがある程度の知識はもっているだろう。精子が減少するとか奇形児が生まれるとか。でも、実際のところ、ダイオキシンが危ないらしいぞ、というのはわかっていても、どれくらい危ないのかは正確にはわかっていない。学問としての環境問題の今のテーマは有害物質の危険性の把握、いわばリスクの算定であるといえる。だから危険性だけが一人歩きしてしまっている現状は好ましくないといえる。かといって何も知らないのも困るけど。

ダイオキシンにとどまることなく、まずは対象のリスクをしっかりと把握して、それに応じてコストを費やしていく姿勢の確立が待ち望まれている。とりあえず危険性がわかっている物質をさけて代替品をつかったところでなんの解決にもならない。それはみせかけだけの安心にすぎない。どんな物質だってわかっていないだけで少なからず危険性はあるものだ。

けど、問題なのは企業は利益を追求するところであるということ。コストは極力削っていかなければ死活問題になってしまう。企業の活動がなければ社会は成り立たないし、企業が環境を考えないと地球はどんどんやばくなっていってしまう。これぞという答えはどこにもみつからない。どこかにコストとリスクのいちばん折り合いのとれるところを見つけ出して妥当な解決策を見出さないといけない。手遅れになってしまう前に。


最後まで読んでくれた人ありがとうございます。
何かございましたらこちらまでどうぞ。
takashi_i＠mail7.dddd.ne.jp
フリーメールですので。

せっかく日記かいたのに更新する前に間違えて全部消してしまった。キャッシュも残ってないし。あーあ。二日分いっきに書いてたのになっ。

とりあえずですね、チケット買うときに長時間座り続けてたせいか、腰が痛くて仕方ありません。イスに30分くらいしか座ってられないー。きょうも湿布をはって寝よう。はぁ。

金曜日の午前4時、すっと目を覚ます。
てきぱきと用意をして横浜駅まで自転車で出動。
すでに現地入りしていた友達と落ち合って東口へとむかった。

そうなんです。明日の日本vsフランス戦のチケットを取りに行ってたんです。

さすがに朝イチでいけばとれるだろうと望んだ金曜日。でもその日は午前中にゼミがあったので9時ごろに友達に後を託して学校へ。朗報を待ちつつ先生のはなしも聞かずに携帯を握り締めていたら「キャンセル分は明日発売らしい」とのメール。というわけで耐久24時間行列レースのはじまりはじまり。

3時過ぎにゼミは終わり「実験しなさい」という先生の声に生返事であいづちを打ちながら早々に学校を退散。またも自転車で横浜駅へ。

朝っぱらから横浜駅。
…この時点で6番目だった。
夕方からまたも横浜駅。
…少し人は増えて20人くらい。
日も落ち始める横浜駅。
…あと12時間もここにいるのか。長すぎ。
日付も変わる横浜駅。
…ここから3人体制になって一時帰宅。シャワー浴びて長袖に着替えてすぐに戻る。
深夜の横浜駅。
…となりにいたお姉さんとビールの飲みながら騒いでた。そしたら「何時だと思ってんだ。ウルサイッ」とホームレスの人に怒鳴られる。ってそんなとこで寝ないでよ。
夜明けの横浜駅。
…だんだんみんな疲労の色がではじめてる。始発でどっと人がきて長蛇の列になってきた。そのほぼ先頭にいるわけでちょっと優越感。

そして朝10時、ぴあ開店。
ようやく手にしたチケットよ。

28時間近く並んでたかいもあったというもの。チケットを買ったその足でモアズにいって稲本ユニフォームをお買い上げ。明日はこれ着ていかなくちゃ。

実はですね、チケットを買うときに一人4枚まででその場に身内は3人いたので多めに買ってネットオークションで売りさばけば儲かるかなぁ、なんてよこしまな考えが浮かんだ。けど自分らのうしろにずーっと続いていく疲労と希望の入り混じる並んでる人たちを見てたらそんなことはできないなぁって思った。とか言いつつも未練たらしく家に帰ってからネットオークションをのぞいて見たら、カテゴリ3でも2枚で3万以上の値がついてた。定価は1枚5千円だから2万以上の利益！4枚かってれば4万以上の利益！でもそんなのやっぱ間違ってるよな。転売目的でチケット買うなんてね。

そんなこんなで明日は横浜国際競技場。
いやまあ、水曜あたりには日経セミナーいってくるから。

友達からちょっとおそめの誕生日プレゼントをもらった。
ちっさめのバッグ。
中を開けたらCDが一枚。

明日があるさ

うぅむ。ずーっと明日があるさって思ってたらまずい気もするけど、まだまだこの言葉を信じよう。

けど、平日に飲みいったあとにカラオケでこの唄をうたってるとちょいゆううつだね。

明日があるさ
明日がある

って明日も学校かぁ。きょうは4時間ほど遅刻してしまったので明日は気をつけなければ。

もう6月6日。
土日と学祭があって、じゃかじゃかやってました。
今日からきちんと朝10時に学校にいく生活を再開。
先週はなかなか連絡こなくてどぎまぎしてて、なかなか夜も眠れずにいっつも昼過ぎから学校いってたんだよね。遅すぎ。そろそろ本格的に研究もはじまりそうな雰囲気なので、もうそろそろきっちり朝起きないといけない。

日曜の昼になってようやく親に電話した。

「…もしもし」
「あーどしたん？」
「あのな、…落ちた」
「えっ、どこから落ちたん！？」
「え。…どこって会社に決まってんだろ！」
「あ〜なんだ」
「なんだってなんだよ。もう」
「まあ落ちたのはしょうがないな。で、どうすんの？」
「まだ就職活動は続けるつもり」
「やっぱなぁ、家計的にももう就職してほしいなぁ。でも絶対に大学院いったらダメってことはないから、納得いくところに決まったら就職しなさい。まあまだまだ頑張りや」

なんて温かいお言葉なんだろう。これからも、梅雨なんかに負けずにやっていかなくちゃ。とりあえず持ち駒なんて当然ないから、来週の日経就職フォーラムにでもいくことにしよう。みなとみらいだからすぐ行けるし。研究室でも隙をみてはパソコンにむかって色々わるあがきをせねば。

それにしてもいつもながら思うのですが、自分ってめっちゃ打たれ弱い。何かがあったあとに割り切るってのがなかなかできない。ひとつ会社落ちたからってぐじぐじしててもしょうがないんだけどさ、いっかいスイッチきれちゃったらなかなか次にうつれなくって。今回のはちょうど学祭あってよかったなっと。

うっし。

6月1日18時45分。
運命の電話。
がっくり。

ガスコンロの前に立ってた。
ふとドアのほうをみるとなにかいる。
もしや、ゴキ…。といっしゅん途方にくれた。
せっかく引越しして1年の間、生ごみも出さないようにしてやつらの出現をはばんできたといのに。
でも違った。
灰色のヤモリ。ドアにぺたってはりついてた。
ヤモリは家の守り神っていわれているんだって。
そうっと逃がしてやった。

月曜日が終わった。今週中にくるはずの連絡はいったいいつになったら。

とうとう念願のプレステのコントローラーが2個になる日がきました。てなわけで友達とウイニングイレブン2000対決してた今日このごろ。プレステ2なんてあまりほしいとは思わないけど純粋なDVDプレーヤーは欲しいな。でもそうしたら、映画とかライブものとか見るのに今あるテレビのモノラルスピーカーじゃ物足りなくなって、新しいコンポまで鬼のJCBで買ってしまいそうで怖い。来月でやっと二輪の免許のローンも終わるんだけどなー。

…今週中にこないだ受けた会社の連絡がきます。もしだめだったらまた会社説明会からはじめるわけで、梅雨だっていうのにまたリクルートスーツを着る日々がやってくる。もし、うかったら来年から横浜にはさよならして地元での暮らしが始まる。うーん、うかっても落ちてもびみょうな気分になりそうだな、これは。じっくり考えて受けた地元の会社だけど、いざ来年から地元にカムバックって考えたらちょっとしり込み。けどもう就職活動もうんざりだし。

とまあ今考えてもらちはあかぬ。まあ横浜なら横浜、地元の岡山なら岡山なりの楽しみかたはあるはず。横浜にはないキレイな海だって、山菜取りに行ける山だって、メダカのとれる田んぼのあぜ道だって、自由気ままにドライブできる誰も通らないような道路だってあるしさっ。うーんできれば岡山のなかでももうちょっと中心部よりにあったらいいのにな、あの会社。

朝ごはんはいつもシリアル。ブラウンシュガーのチョコ味がお気に入りなのです。ついさっき夜2時過ぎにうちに帰ってきたら牛乳を冷蔵庫にしまうのを忘れてたのに気付く。まあちょっとくらい常温にさらしたくらい大丈夫なのかな、牛乳って。明日の朝のシリアルが変な味しなけりゃいいけど。

バイトの休憩時間にメールがはいってた。研究室の院生の先輩が富士通の内定をゲットしたって。めでたいはなしだ。きょうは朝なんとか起きてゼミだけでて家に帰って寝てたから（そのくせ夜はバイトにいった）まだ会ってない。しめしめ、明日にでもなにかおごってもらわねば。なんせ富士通だしね。財布のひももゆるむでしょう、これは。

明日は修士課程の人たちの中間発表会があるから、またびみょうに早起きしなくちゃ。朝にはカゼなおってればいいな。…と思ったらカゼ薬が切れてるし。

朝起きたら頭痛くて耳鳴りがしてて、それは自分的にどうしようもなく風邪ひいてる症状なので研究室はお休み。

夜になって妙に人恋しくなって1時間くらい電話してたらすごい勢いで熱が上がってきた。そういえば小学校のときも熱でて学校休んで両親は働きに行って、ふだんは日曜しかさせてくれないファミコンを親が帰ってくるまでやってたら、37度程度だった熱が恐ろしい勢いで上がったりしてたな。

大学入る前までは、かるく熱が出たときなんか学校休めてちょっとした嬉しさがあった。ふだん見れないテレビみたり親もやさしくなったりと。でも今はもう熱が出ようがカゼひこうがマイナスばっかでちっともいいことない。まあ当たり前だけど。明日は朝9時30分からゼミなのではってでもいかないといけないんだよなぁ。

新幹線の中で読もうと思って買った村上春樹のスプートニクの恋人を最後まで読んだ。しっかし、村上春樹の文章ってこんなんだっけ。高校のころはもっと胸をときめかせながら読んでたような気がするんだけど、途中から完全斜め読みモードになってしまった。終わり方もあんまぱっとしなかったし。うーむ。さいきんは読む本っていえば角川ホラー文庫ばっかで、貴志祐介みたいなぐいぐい読ませる文章に馴染んでしまったからかもしれない。本を買うときって文庫一冊買うのに平気で1時間くらいかかっちゃうんだけど、最近なかなかいい作家にめぐりあえない。で、とりあえず最後まで飽きずに読めるのが角川ホラー文庫におおかったので、自然とよく読んでたんだけど、そろそろ人が死んでばっかのはなしにも飽きたし。でも村上春樹もいまいちだったしなぁ…。ゆっくり読み進められるようなステキな文章かいてる作家どっかにいないかな。

火曜日。研究室を6時半くらいにあとにして新横浜へ。それから4時間ほど新幹線でごとごとゆられて岡山駅。さらに在来線を20分ほどがたがたゆられて最寄り駅へ。駅まで車でむかえにきてもらって10分くらいしてようやく実家にたどりつく。

さすがに疲れたのでさっさと寝ようとするも、本棚にあったイニシャルDを読み始めてしまい、夜はふけていく。就職したらやっぱ車かわなきゃね。う〜ん何買おうかなぁ。やっぱS14後期あたりかなぁ。でもミニバン系も捨てがたいし…。と就職も決まってないうちから夢を見つつ眠りに落ちゆく。明日はビッグな現実である面接が控えているのです。

水曜日。両親はふたりとも仕事に行く。現実として母親が稼いでいるお金がそっくりそのまま自分の毎月の仕送りになっている。講義も聞かずに居眠りしたり、出席だけとってさっさと教室を抜け出したり。自分としてはあっさり過ぎ去った3年間だったけど、その影ではそんな自分のためにずっと文句ひとつ言わずに働いている母親の姿が。そんなことを考えながら寝起きのシャワーを浴びつつ決意を少し新たにする。

近所に住んでる姉ちゃんに迎えにきてもらい駅まで送ってもらう。まだ3ヶ月の赤ちゃんを抱えてきてくれた。なにげにもう叔父さんなんだよな、自分。それしにても子供とはかわいいもの。けっこう人見知りするらしいのだけど、ちょろっと抱っこさせてもらったけど泣きはしなかった。ちょっとうれしい。そのうちいっぱいお年玉あげるから楽しみにしてて。

そして午後1時、面接へ。2次面接が最終だということを知って少し緊張。それでも大きく深呼吸してから面接室のドアをノック。

…返事がない。

これは初めての事態だ。さすがにあせる。いつもなら間髪いれずに「はい、どうぞ」って言われるはずなのに部屋の中は静寂に包まれている。もしかして部屋を間違えたのかと思いつつ、もう1度ノックしなおそうとしたら「あっどうぞ」と声が。気を取り直してもいっかい深呼吸しなおしてから中に入った。

ずいぶんと穏やかな面接だった。ISO14000の認証について聞かれて「知りません」と堂々と答えたらしばし沈黙。きまずい。でも知らないものはしょうがない。別の質問に答えようとしてたとき、

「オレは…」

とおもわず口走ってしまいあわてて言い直した。

「いや、僕はそれに関しては…」

よく考えたら「僕」ってのもダメじゃないか、とあとから気づいてみたり。いつのまにか面接がちょっとヘタになってる気がする。でも要所要所は答えられた。この面接なら受かっても納得だし、落ちても納得というところかなぁ。

最終なのに15分ほどで面接は終わり、さっさと横浜に帰ることにする。小雨の降りしきる岡山駅のホームにひかりがやってくる。ながれてく座席の窓を順番に眺めてたら、リクルート姿の女の子が窓によりかかりながら眠ってた。まだまだがんばっている人たちはいるんだ、っておもって少し勇気付けられた。

バイト先の社員の人たちのお言葉。

「まだ5月だろ〜。ぜんぜん大丈夫だよ。だってオレなんかさ、決まったの1月だぜ。年越しだよ、年越し」
「1月はねぇ、まだまだ甘いですって。あたしなんか決まったの3月ですよ。内定でた時には卒業式おわってたような気するし、あはは。」

もう今日も雨降ってて湿気多くてスーツ暑苦しかった。梅雨のリクルートスーツはちょっとゆうつなり。

5月21日。ちょっとした決断をせねばならない日。携帯電話を手にとって、一呼吸置いてから通話ボタンを押す。

「申し訳ありませんが、内定のほう辞退させていただきます」

わー言っちゃったよ、とうとう。別に本命企業から内定もらったわけでも、ほかに内定あるわけでもないのにさ。人から就職のほうはどうなの？っていわれた時にかろうじて「ああとりあえず内定いっこはあるよ」と言うことのできた、唯一の内定。

はじめて受けた会社。
はじめてもらえた内定。
はじめての内定辞退。

ありがとう、日立情報システムズ。もし内定くれてなかったから今でもSE目指してたかもしれない。おかげでなりたいのはSEなんかじゃないってことに気づいたよ。今日までずるずる返事をひっぱってごめんなさい。とりあえずは内定もってるって安心感がほしかったのです。

「当社としてはとても残念です」

型どおりな言葉なんだろうけど、多分自分みたいなの採用しないほうが良かったと思います。ほんと。

というわけで、まだまだこれから就職活動。先週の金曜日に筆記と面接をした会社から連絡があって、水曜に2次面接です。かなりつらいです。だって地元にある会社。こんな短期間で横浜から岡山までいったりきたりだなんて、うぅ。こんなすぐ2次あるならいってくれればずーっと地元にいたのに。日曜に横浜帰ってきてばかりなのに。…でも、がんばる。