丸の内で迷う。

2001年6月25日
東京駅についたのは説明会の15分前。まだまだ余裕あり。ホームページでめもっといた地図は手帳を開くまでもなく頭にはいってる。うだるような暑さの中をひとり歩く。そして15分後、いまだにたとりつけてない自分がいた。けっきょく建物の出口にとまってたハイヤーの運転手の人に場所を聞いた。会社名をいってもどこかはわからなかったので、恥をしのんで自分の手帳のやる気なさげな東京マップを見せる。あそこだよ、と言われたところは何回もいったりきたりしたところだった。だってさ、本社ビルっていうくらいだから看板がどんってでてると思ってたんだもの。こんなひっそりとしてるなんて。まあ運転手さんありがとう…。

久しぶりの説明会に筆記試験。なんだか新鮮だ。まわりにいた人達の顔つきを見ても一様に覇気がなさげなのは気のせいか。自信満々でのぞんだ筆記試験。それは誰に語るまでもない自分のささいな就職活動史上でもっとも難しいものだった。たかがSPI。されどSPI。言語と計算はまあなんとかだいたいできた。最後にあった構造理解問題ってやつ。純粋な理数センスと根性が試される問題だったと思う。ただ自分にはセンスも根性もあいにく持ち合わせてなくて「あーもうはやく試験の時間終わってくれ」と思わずに入られないほど苦痛な時間だった。そこのところは2割か3割くらいしか解けなかった。どうなんだろう次の連絡くるのかなぁ。はやく電話こないと携帯の料金払えてないので止まってしまいそうなんですよ。はやめに連絡お願いしますよぅ。

予定よりも説明会がながびいたので5時半からのゼミに間に合いそうもなかった。東京駅に5時前。とびのった電車は東海道線。横浜駅に20分ほどでたどりつき間髪いれず京浜東北線に乗り換えて東神奈川へ。家までダッシュで5分。このスーツ姿はなんとしても着替えたかったけど、そんな時間すらなくてスーツ姿でメットをかぶりいざバイクで学校へ向かう。国道1号はなかなか混んでいたけれどそこはバイクの特権。車と車のすきまをびゅんびゅんいって学校にたどりつくもゼミには20分遅れた。先生ごめんなさい。

ゼミのあと研究室のみんなに「なんかスーツ似合うなぁ。かっこいい」といわれてちょっといい気分。暑いのでYシャツでいたら「まだまだ高校生でも通用しそうだなぁ」とか言われてちょっとひっかかりつつもまたちょっといい気分。まだまだ若いね、自分も。

帰り道。夜の1号はとても気分がいい。がらんがらんの2車線を誰に気兼ねすることもなくアクセルをあけて。風が体にあたる抵抗感すら気持ちよく感じる。時間にしてほんの10分くらいなんだけど、体の中から毒素がすーっと抜けていくような気がした。

>>まめこさん。
いえいえお気になさらず。
意味もなく名前をアルファベットにしてる自分がいたいです。東京いくのにも大変そうですねぇ。遠路はるばるご苦労様でしたっ。

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