研究室の日々

高校の昼休み。

自分の研究室の空気がなにかに似ていると思っていたのだけど、その答えがそれ。同学年は3人で院生の先輩は2人だけのこじんまりとした研究室。

きょうも朝から研究室にいって。
「雨の日は何もする気しないなぁ」
なんていいつつみんなでどうでもいいはなしをして。ときどき4階にある研究室のベランダにでて「寒いな今日は」とあらためて雨の日の肌寒さを実感しつつ灰皿を囲んでたばこでも吸って。午前中の空いてるうちに学食にいって。
「なんかい食べてもここのカレーはまずい」
とか言いながらもまた今日もカレーを食べて。
「満腹になるとなにもやる気しないね」
誰かがそんなことをいったような気がしつつ戻ったばかりの自分の机で居眠り。
先生の足音に目を覚まして少し実験。
それからまたお菓子を買いにいって。みんなでテーブルを囲んで。
「あ、いつのまにかもうこんな時間」
誰かの言葉に帰り支度をはじめて。
「じゃあまた月曜な」
帰り道はいちまつの寂しさ。

なんかほとんど研究なんかしてないみたいだけど、そうでなくもないです。こんなのは今のうちだけなんだろうけどさ、ちょっと楽しい日々。