履歴書

地元にある会社を1社だけ受けることにした。いちお学校に推薦がきていたので使うことにする。けど、半導体とかセラミックス作っている会社に量子論専攻の身分でいって受かるかというと敗色濃厚のような気もする。志望は環境管理部門だ。研究職にはあまり興味ないのだけれど、これなら人並み以上に熱意を持って仕事をやっていけると思う。これからは法律が改正されて企業に物質の収支管理を義務付けようとする動きがあるそうだ。やりがいもあると思う。

その会社は会社四季報でAの評価をもらっているような会社の地方工場だ。将来性は間違いないし待遇もいいと思う。ただ、所在地が…。人口300万人がうごめくビッグシティ横浜から、そのおそらく300分の1ほどしか人のいない夜空のきれいな地元の町へとリバース。うぅむ、悩む。これで良かったのかなぁ。

受かってもいないのに来年からまた地元に戻っている自分を考えているとだんだんブルーになってくる。地元帰るとしたら学校やバイトの友達ともおさらばしなくちゃいけないのかぁ…。あぁそれも寂しいなぁ…。

でもそれほど人も取らないみたいだし、狭き門なのは間違いなし。とりあえず今から履歴書を書き上げて明日の朝になったら速達でだすことにする。まだまだ就職活動は終わりませぬ。