締め切り5時間前の出来事

「4月27日までに合否の連絡を電話でします」

そう面接官に言われたのを覚えている。とはいっても今までの筆記にしろ面接にしろけっこう早めに連絡はきたものだ。でも日立情報システムズの最終面接の連絡はいつまでたってもこなかった。まああれは手応え的にまず受かってないのはわかってた。期待なんてしてなかった。

夜7時をまわったころ。ゴチをぼーっとみてたら携帯がなる。03ではじまるその番号は渋谷にある日立情報システムズからの連絡であることを意味する。いちおういっぱしに緊張してみる。

「来年から私どもと一緒に働いていただきたく思います。」

はっ？それってなんだか内定でてるみたいじゃん。い、いやしかし・・・。

「つまり内定をお出しするということで」

ええええええ。え。内定？まじですか。あの面接で内定ですか。質問はありますかって聞かれてわけわからないんでもういいです、って言ったのに内定ですか。理解できぬわ〜。だけど、だけどびっくりかつ嬉しい。なんか驚きのあまりなんのリアクションもできなくて普通にあぁそうですかとか答えてしまった。5月20日までに返事をとのこと。とりあえず内定もらえてひと安心。

浮かれ気分で数少ない就職派の友達に電話。すると工学部のくせに金融をめざして高校生ばりの中分け
にしていたヤツだったのだが、時を同じくして超メジャー会社からひそかに内定をもらったことが判明。ひぇー。それを聞いて自分の内定以上にびっくり。

なんだか今日は驚きつかれた。